兵庫県、大阪万博で市町長ら参加の推進協議会 展示基本計画も年度内に

20230123市町懇話会

【神戸経済ニュース】兵庫県は23日に開いた斎藤元彦知事と県下の市町長との意見交換会で、2025年の国際博覧会(大阪・関西万博)に向けて3月末までに、県内41市町長に加えて交通や観光などの関係団体が参加する推進協議会を設置すると明らかにした。機運情勢や県や構成団体が実施する事業など、万博関連事業の情報共有が主な目的という。兵庫県は各市町長に参加を呼びかけた。(写真右上にあいさつする兵庫県の斎藤元彦知事)

 大阪・関西万博では国内外から2800万人が会場を訪れる見通しだ。これを機に兵庫県に観光客や新たな投資などを「オール兵庫」で呼び込む体制を整えたい考えだ。ただ兵庫県も含め自治体では新型コロナウイルスの対応に追われ、万博に向けた取り組みが必ずしも進展していなかった面がある。万博の開催2年前を目前に、まずは情報共有で各自治体の万博に向けた取り組みを支援する。

 加えて万博会場に開設する「兵庫棟(仮称)」と、万博の関連展示で会場外の拠点になる兵庫県立美術館(神戸市中央区)での展示基本計画も年度内に公表する方針も示した。万博の期間中には両会場で、特定の市町について集中的に展示する期間「リージョナルデー」の開催や、博覧会協会が設定する「テーマウイーク」に連動した展示なども開催などを盛り込みたい考えだ。

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