兵機海運が続伸、昨年来高値 海運株買いが波及・危険物倉庫の順調にも着目か

20191231神戸株ワッペン

終値 2245円 +36円(+1.63%)

【神戸経済ニュース】18日の東京株式市場では兵機海運(9362)が続伸。一時は前日比41円高の2250円まで上昇し、13日以来3営業日ぶりに昨年来高値を更新した。郵船(9101)などの海運大手が堅調に推移するなか、中小型の海運株にも買いが波及した。神戸市兵庫区に増設した危険物倉庫が順調に推移しているとの観測もあり、収益拡大への期待感が高まっているとの見方も出ている。

 ただ足元では株価に過熱感を指摘する声もある。同社株は昨年5月以降の上昇局面で、25日移動平均からの乖(かい)離率が10%前後になると、スピード調整の売りが出る展開になっている。18日終値時点では25日移動平均からの乖離率が9.7%程度に拡大しているため、上昇が続くにしても、目先はいったん調整が入りやすいとの見方に傾きやすい。むしろ買い場探しで調整局面に期待する声も出そうだ。

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