斎藤兵庫知事、震災30年「創造的復興テーマにフォーラム検討」被災地間で連携

20230117斎藤兵庫知事

【神戸経済ニュース】阪神淡路大震災から28年が経過した17日に、神戸市中央区の人と防災未来センター前の広場で開いた追悼行事「1.17のつどい」であいさつした兵庫県の斎藤元彦知事は、震災から30年になる2025年を「復興した兵庫の姿を多くの方々に見ていただく機会ととらえ、思いを共有する宮城、岩手、福島の東北3県や熊本、新潟などの被災自治体と連携し、『創造的復興』をテーマにしたフォーラムの開催も検討する」との方針を述べた。

 さらにロシアの軍事侵攻を受けたウクライナには、戦災復興の際に「兵庫で生まれた『創造的復興』の理念をお伝えすることで、街の復興や地域社会の再生に活かしていただくなど、兵庫だからこそできる支援活動に取り組みたい」と語った。斎藤知事は2025年を「国内外から兵庫に寄せられた大きな支援への感謝を伝える」ことを通じて、阪神淡路大震災での経験や教訓を改めて発信する方針を強調した形だ。

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