震災もコロナも乗り越え 斎藤兵庫知事、神戸の商店街・寄席を視察

20230114斎藤知事喜楽館

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は13日午後に、神戸市灘区の水道筋商店街と同兵庫区の演芸場「喜楽館」を視察した。水道筋商店街では、定期的に開催している「水道筋つまみ食いツアー」を擬似体験。ガイドとともに店舗を回りながら、水道筋の各店舗で販売している揚げ物や菓子などを、つまみ食いして歩き回る。店舗を回った斎藤知事は、17日で発生から28年になる阪神淡路大震災から各店舗や商店街がどのように復興したか、などの話を聞いた。

 演芸場の喜楽館も神戸新開地商店街(神戸市兵庫区)にある。18年に開館し、20年3月以降は新型コロナウイルスの影響を大きく受けた。緊急事態宣言の際に臨時休業したほか、再会後も200席ある客席を一時は88席まで減らして営業した。落語家が大きな声で話すことから、現在も1列目を使用していない。ただ正月三が日は連日で、使わない席を除いて満席近くの来館者があったことなどを高四代館長、山本憲吾マネージャーらから聞いた。

 館内を案内した高館長が「すべてのお客さんが演者から見えるんですよ」と話すと、斎藤氏が「実は選挙演説でもそうです」と応じる場面もあった。落語家の桂三ノ助さんが高座に案内し、落語の所作も体験した(写真は桂三之助さん=右=に「うどんの食べ方」を習う斎藤知事)。視察を終えた斎藤知事は記者団に対し「コロナの影響はまだ続くかもしれないが、日常に笑いを届けることは世の中を明るくするので、兵庫県も一緒にがんばりたい」と話した。

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