キムラタン、子会社「中西」の事業縮小 23年春夏で企画製造を休止

【神戸経済ニュース】ベビー・子供用品と不動産を手がけるキムラタン(8107)は13日、2019年3月に買収した子会社で、ベビー・子供向けの服飾雑貨を製造・卸売りする「中西」の事業を縮小すると発表した。すでに販売先との商談を終えている23年春夏物の納品を完了した後は、新規の商品企画・製造を休止する。不採算事業を縮小し、採算改善の方策を検討するため。

 22年3月期の中西単独の業績は売上高が11億円、営業損益が1800万円の赤字だった。すでに採算が悪化していたところへ、海外生産が大半の同社にとって昨年後半の急速な円安・ドル高がさらなる逆風になった。加えて中西は低価格品の販売が主力のため、円安などによるコスト高を販売価格に転嫁するのも難しい。従って根本的に収益を立て直す必要があると判断した。

 今月以降、新規商品の企画、受注、製造を順次停止し、6月ごろをめどに事業縮小を完了。その後は在庫のある一部の定番商品などの供給を継続したうえで、新たな事業などについて検討する方針だ。中西の従業員については事業縮小に合わせた対応を今後詰める。事業縮小に伴い発生する見込みの損失を23年3月期に計上する予定だが、具体的な金額は現在精査中としている。

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