MORESCOの3〜11月期、純利益58%減 一部で価格転嫁が遅れた製品も

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【神戸経済ニュース】特殊潤滑油など化学品を製造販売するMORESCO(5018)が13日に発表した2022年3〜11月期の連結決算は、純利益が前年同期比58%減の7億1900万円だった。ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が長引き、原材料価格の上昇で採算が悪化。急速な円安を受けて営業外収益に計上する為替差益は大幅に増えたが、原料高を補えなかった。前年同期に固定資産売却益を計上した反動も出た。

 売上高は10%増の224億円、営業利益は63%減の5億1100万円になった。原材料価格の上昇を販売価格に転嫁したことで、売上高は増加した。ただ原材料価格の上昇が速かったことなどで、価格転嫁が遅れた製品も一部であったという。このため採算は改善に向かっているが、緩やかな改善にとどまった。

 23年2月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比45%減の10億円を見込む。

 同時に「金属加工油事業部」を廃止し、同部で手掛けていた事業を「機能材事業部」に移管することを柱にした機構改革を実施すると発表した。部品加工などに使う切削油剤などを含む「金属加工油事業部」も、高機能な特殊潤滑油剤を手がける「機能剤事業部」も、主力の顧客は自動車業界になる。両部門を統合することで、自動車業界への営業活動を効率的で強力に進められるようにする。3月1日付で実施する。

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