ドーンの6〜11月期、税引き益18%減 初期構築など減少で・利用料収入は増

20230112ドーン

【神戸経済ニュース】緊急通報システムなどを開発・運営するドーン(2303)が12日に発表した2022年6〜11月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比18%減の9400万円だった。クラウドサービスの初期構築や、機器設置を伴うシステムの開発といったやや大型の案件で、第2四半期に納期を迎える案件が前年同期に比べて少なかった。採用を進めて人件費が増加したことで、販管費も増加した。

 売上高は2%減の5億1700万円、営業利益は18%減の1億3400万円になった。主力の「NET119緊急通報システム」の普及が進んでいるほか、消防向けの映像通報システム「Live119」などの利用数は増加。各種クラウドサービスの利用料収入は前年同期比で2割程度増加した。行政部門向けの映像通話システム「Live-X」も幅広い用途での利用が進んでいるという。

 23年5月期の連結業績予想は据え置いた。税引き利益は前期比6%増の3億円、売上高は8%増の13億円を見込む。同社は第4四半期に収益の計上が集中する傾向がある。上期は減収減益になったが「収益は現時点で期初の想定通り推移している」(管理部)といい、業績予想の修正は見送った。

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