富士通テンが社名変更、新社名「デンソーテン」 1日付、親会社交代で
- 2017/11/04
- 22:16

カーナビなどの車載機器を製造する富士通テン(神戸市兵庫区)は1日付で、「デンソーテン」に社名変更したと発表した。富士通が保有する富士通テン株の大半をデンソーに売却し、富士通テン株の過半数を保有する親会社が1日付でデンソーに交代したため。新たなロゴマーク(図=同社の発表資料より)も発表した。
デンソーテンの新たな資本構成はデンソーが51%、トヨタ自動車が35%、富士通が14%になった。従来は富士通が55%、トヨタが35%、デンソーが10%だった。富士通が本業である電子機器や半導体、システム開発などとの相乗効果が小さい事業を見直す一環だ。当初は10月2日付で富士通とデンソーの間で株式を売買する予定だったが、国内外の競争法に基づく審査に時間がかかった。
富士通テンは1920年に川西機会製作所として創業し、1968年に富士通と合併した後、再び1972年に富士通のラジオ部門として独立した。5日まで開催している東京モーターショーでも、同社ブースで2日から「デンソーテン」の社名に架け替えたという。
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