神戸どうぶつ王国、環境省が「希少種保全動植物園」認定 民間動物園で初

20230110神戸どうぶつ王国園長

【神戸経済ニュース】神戸市中央区のポートアイランドにある動物園「神戸どうぶつ王国」は、環境省に「希少種保全動植物園」の認定を受けたと発表した。認定を受けたことで、原則として希少な野生動物の移動を制限する規制から外れ、他の動物園などとの間での繁殖に向けた動物の移動が円滑になる。認定は2022年12月9日付。民間の動物園では初めての認定になった。(写真は園内で認定書を持つ佐藤哲也園長=神戸どうぶつ王国提供)

 今回の認定は、環境省の基準を満たす動植物園などを認定する制度「認定希少種保全動植物園等」に基づく。改正「種の保存法」を施行した18年6月1日に始まった制度で、これまで神戸どうぶつ王国を含む9動物園、3水族館、1植物園が認定を受けた。

 認定を受けた動物園などの多くは公立だ。ただ神戸どうぶつ王国は環境省のアマミトゲネズミほぼ増殖事業や、ミヤコカナヘビ保護増殖事業に参加するなど、野生生物の保護や増殖に積極的に取り組んでいる。飼育や繁殖に成功した事業も多い。神戸どうぶつ王国が集積したデータを本来の生息地での保全活動に活用することになり、今回の認定につながったという。

 このほか同園では、アメリカハクトウワシやレッサーパンダ、コツメカワウソなど、種の保存法で定める国際希少野生動植物15種の保全にも取り組む。認定を受けて他の動物園などと連携しやすくなった利点を活かし、引き続き希少な野生生物の保全や、環境に対する啓発活動に力を入れたい考えだ。

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