(動画)「ぱしふぃっくびいなす」引退、最後の神戸出港 客船最多の寄港683回



【神戸経済ニュース】日本3大豪華客船の1つとして知られた「ぱしふぃっくびいなす」が6日午後5時、すべての営業を終えて神戸港を出港した。1998年の就航から、最後の営業航海を終えて入港した4日で、神戸港に寄港した回数は683回。客船としては最多の記録だ。引退する「ぱしふぃっくびいなす」としての最後の姿を胸に刻もうと、神戸ポートターミナル(神戸市中央区)の送迎デッキには多くの人が集まった(動画)。

 運航会社である日本クルーズ客船(大阪市北区)は解散の手続きに入る見通し。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて2020年2月に運休に入って以来、本格的に乗船客が復調することがなく、事業の継続は難しいと判断した。22年3月に本格的に運航を再開する前、21年夏にいったん運航を再開したが、感染拡大を受けて再び運休を迫られた経緯もあった。

 神戸市消防音楽隊が演奏して同船の最後の出港を見送った。最後に演奏したのは、船が出航する際の定番曲である「錨(いかり)を上げて」だった。乗員らは船からは紙テープを投げて神戸との別れを惜しんだ。神戸港を出たあとは、7日朝に相生市のドックに入る。日本クルーズ客船によると、その後の同船の扱いは現時点で決まっていないという。

 日本クルーズ客船の撤退で、日本を拠点に海外渡航する「外航クルーズ」を手掛ける企業は、日本郵船(9101)傘下ので客船「飛鳥Ⅱ」を運航する郵船クルーズと、商船三井(9104)傘下で客船「にっぽん丸」を運航する商船三井客船の2社になる。

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