箱根駅伝、アシックスのシューズ着用は30人 昨年24人から増加

【神戸経済ニュース】2・3日に開催した東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で、アシックス(7936)のシューズを着用して出場した選手は30人(速報値)だった。同社の関係者が4日に明らかにした。昨年の24人から6人増加。靴底に「カーボンプレート」が入ったナイキの厚底シューズが席巻し、アシックスを着用した選手がゼロに落ち込んだ21年に比べると、一定のシェアを回復した。

 公式の記録に残らない関東学生連合の選手を含めた出場選手210人でみるとシェアは14.3%になった。21年に9割超だったナイキのシェアは60%近辺にまで下がったとみられる。一方でアディダスを着用した選手は40人(19.0%)程度と昨年から増え、アシックスを上回った。

 同社製のシューズで出場すると期待されながら、当日は出場できなかった選手も数人いたという。アシックスは21年以降、シェア巻き返しをねらい社長直轄のプロジェクトを組織。昨年10月ごろに広田康人社長が「ナイキ対アシックスという構図には、かなり持ち込めるのではないか」と自信を見せていた。今年は一矢報いたとはいえそうだが、満足できる結果だったといえるかどうか……。

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