三宮センター街が一夜限りのディスコに 70〜80年代を再現、ドレスコードも
- 2017/11/02
- 23:41
ミラーボールがキラキラと輝き、フロアではお立ち台の争奪戦--。三宮センター街(神戸市中央区)では10日夜に1970年代から1980年代のディスコを再現してダンスや飲食を楽しむ「70s-80s DISCOTHEQUE NIGHT(ディスコテークナイト)」を開催。週末の夜に往時を振り返ると同時に、新たに若者を呼び込む。「当時の遊び人」になりきるよう、ドレスコード(服装のきまり)も設ける予定だ。
さんプラザ(神戸市中央区)前をダンスフロアに見立て、飲食ブースも出店。チャガラグ、チキンハート、エル・ドミンゴ、オッソ、神戸ワイン、ハジの6店舗が当時の流行最先端だったカクテルなども提供する。多くの店舗が閉店する午後8時ごろに始め、午後11時まで続く予定だ。入場は無料だが、「イタカジ」「アメカジ」「ボディコン」「コンチネンタル」「ニュートラ」「サーファー」「ヒッピー」など当時を連想させる服装での来場を呼びかける。
選曲は1971年に始まった米テレビ番組「ソウルトレイン」が取り上げたダンス音楽などを中心に、70年代を存分に楽しんだ後、バブル経済の時代にさしかかかる80年代の音楽へと突入する。DJには栄町通のバー「moonlite」の宍戸哲也さん、東門街の「BAR 403PacificRecord」のDJ Mat-lowさん、DJ NISHIDAさんらが登場する予定だ。
人気ラジオDJの大久保かれんさんらが中心になって展開する「Time Trip KOBE project」と神戸三宮センター街1丁目商店街振興組合が共同で主催する。活気にあふれ全国や海外からも注目されていた70〜80年代の神戸を振り返り、次世代に引き継ぐのがねらい。ファッションや音楽、美術、食文化などで日本をリードできるような、神戸が創造的な街であり続けるよう思いを込めた。
ディスコを再現するイベントでは、2016年に神戸電鉄が運転した「神戸ディスコトレイン」が人気を集めた。車内にディスコライトを取り付けるなど照明を工夫し、ターザン山下さんがDJを務めた。
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