川重、建機用の電気制御機器が欧州で認証 油圧メーカーで日本初

20230104川重油圧

【神戸経済ニュース】川崎重工業(7012)は建設機械用の電気リモートコントロールユニット「ERUシリーズ」(図=川重提供)が、機能安全設計に関する国際規格の「IEC61508」と「ISO13849」を取得したと発表した。日本品質保証機構(JQA)の協力を受けて、欧州の認証機関であるテュフノルド(独ハノーバー)から認証を受けたことで、機能安全要求の国際規格を満たしているのを客観的に示す。油圧機器メーカーでテュフノルドによる認証を取得したのは日本で初めて。

 今回認証を受けた「機能安全設計」とは制御システムなどで、求められる水準の安全性を確保する仕組み・仕様を設計段階で盛り込むことを示す。IEC61518では、危険な故障の発生平均確率が1000万分の1〜100万分の1であることを示す「SIL2」、ISO13849では危険な故障の発生平均確率が1000万分の1〜100万分の1である「PLd」との認証をそれぞれ取得した。

 ERUシリーズは、パワーショベルなどの建設機械で操縦用に使う制御機器。電気制御化の流れを受けて、従来の油圧式からの置き換えが進む中で、採用が増えているという。1990年代初頭にシリーズの初代を開発、量産を開始。これ以降の約30年間で、電気ジョイスティックのERU2を中心として累計で55万台の納入実績がある。ERU2(図左=川重提供)のほか、レバーのERUS1、ペダルのERUP2(図右=同)などに今回の認証を適用。信頼性の高い製品を供給していることを示す。

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