関西エアポートの4〜9月期、最終赤字128億円 神戸空港は黒字1億円

20221216関西エア

【神戸経済ニュース】関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港に加え、子会社を通じて神戸空港を運営する関西エアポートが15日に発表した2022年4〜9月期の連結決算は、最終損益が128億円の赤字(前年同期は158億円の赤字)と、上期としては3年連続の最終赤字を計上した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた入国制限の影響が続いた。ただ行動制限の緩和で国内線は回復に向かい、増収効果で前年同期に比べて赤字幅が縮小した。(写真は関西国際空港の第1ターミナル=資料)

 売上高に相当する営業収益は前年同期比34%増の412億円、営業損益は122億円の赤字(前年同期は174億円の赤字)だった。航空機の発着回数は3空港合計で前年同期比40%増の13万2000回、航空旅客数は2.1倍の1072万人と増えた。2019年に神戸空港の発着枠が広がったうえ、関空では格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)が増便したこともあり、旅客便の発着回数は上期として過去最高になった。

 10月からの大幅な入国制限の緩和を受けて、22年の冬ダイヤで国際線の便数は週に483便と、新型コロナ感染拡大前である19年冬ダイヤに比べて34%程度まで回復した。記者会見した関西エアの山谷佳之社長は「60%程度まで回復すれば黒字が見えてくる」と話す。それには利用客が多い「中国便がどのタイミングで返ってくるか」が鍵になるという。中国の対コロナ政策を見極める必要があり、現状で黒字回復の時期を判断しづらいという。

 連結決算の内訳として開示した神戸空港の運営会社である関西エアポート神戸の業績は、純利益が前年同期から横ばいの1億円だった。国内の行動制限の緩和で旅客需要が回復。航空各社の減便も順次なくなり、発着枠拡大の効果もあって4〜9月の旅客便数は一貫して19年の各月を上回った。営業収益は40%増の14億円、おおむね償却前の営業利益に相当するEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は20%増の6億円だった。

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