新港第2突堤「神戸アリーナ」開業25年4月に 収容人数1万人・西宮S本拠地

20221216神戸アリーナ

【神戸経済ニュース】NTT(9432)傘下のNTT都市開発は15日、新港第2突堤(神戸市中央区)に計画している収容人数1万人の屋内競技場「神戸アリーナ」(仮称、完成予想図=NTT都市開発提供)を2025年春に4月に開業させると発表した。23年4月に着工、建物の完成は25年2月を予定する。完成後はバスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の西宮ストークスが同アリーナを本拠地として使用する。

 神戸アリーナは神戸市が所有する土地の上に、NTT都市開発が建設する。敷地面積は約2万3700平方メートル、延べ床面積は約3万1800平方メートルになる。NTTドコモと、西宮ストークスを運営するストークス(西宮市)の親会社であるスマートバリュー(9417)が共同で出資した「One Bright KOBE」(ワンブライト神戸、神戸市中央区)が新アリーナの運営を担当する。

 NTTドコモの情報通信技術を生かし、さまざまな観戦環境を提供する計画という。アリーナではスポーツのほか音楽のコンサートなども開催。三宮再開発との相乗効果もめざす。周囲には周辺と一体になる、オープンスペースを整備することで「興行日、非興行日を問わず多様な人々が訪れ、憩い、楽しむことができる施設をめざす」(NTT都市開発の広報室)。アリーナや水辺を照らす夜間照明などで、新たな地域の象徴として景観にも寄与したい考えだ。

 西宮ストークスは24〜25年シーズンの途中から新アリーナの使用を計画している。23〜24年シーズンから本拠地を神戸に移し、新アリーナの完成まではワールド記念ホール(神戸市中央区)を本拠地として使用する予定だ。早期の神戸への移転で、3億円から12億円に引き上げられる売上高の基準などを達成し、26〜27年シーズンに開始する新たな上位リーグへの参入をめざすとしている。

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