洞スカイマーク社長「25年の発着枠拡大で機材数を増やす」 8年ぶり新規上場
- 2022/12/15
- 01:55
【神戸経済ニュース】東京証券取引所のグロース市場に14日、新規上場したスカイマーク(9204)の洞駿社長(写真右)は、同日の東京証券取引所で記者会見し、「2025年度には羽田空港、神戸、福岡で発着枠の見直し・拡大が予定されており、これに合わせて機材数を拡大することで、収益性を維持したまま増収を図る」と今後の収益拡大に自信を見せた。中長期目標として、売上高に相当する事業収益で1100億円以上、営業利益率10%以上を掲げる。
今回の公募増資で得た資金は、一部を新機材購入のための頭金に充てる。スカイマークは神戸空港に最も多くの定期旅客便を就航させているが、保有する航空機の追加を表明したことで、25年に予定している神戸空港の1日60往復(現在は40往復)への発着枠拡大に向け、追加の発着枠獲得にも前向きな姿勢を示した形になった。同社は26年度以降に新しく導入する機材としてボーイング737MAX10を挙げている。
スカイマークは経営破綻を受けて2015年に上場廃止になって以来、約8年ぶりの新規上場になった。初値は公募・売り出し(公開)価格の1170円を9%上回る1272円。一時は1328円まで上昇した。
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