ノーリツ、今期純利益12%減に上方修正 部品調達など順調で生産が上振れ

20221208ノーリツ

【神戸経済ニュース】ガス給湯器大手のノーリツ(5943)は8日、2022年12月の連結純利益が前期比12%減の48億円になりそうだと発表した。従来予想の46億円から上方修正した。ハーネスやソケットなどの部品が確実に調達できるよう、購入価格を引き上げるなど部品調達難への対策を実施したところ、生産数量が従来の想定から上振れしたため。

 売上高は20%増の2135億円、営業利益は68%増の67億円を見込む。従来予想は1930億円、50億円だった。もっとも足元では冬シーズンの本格化に向けて、在庫を厚めに抱えようと販売店などのする動きで需要が伸びている。生産数量は上振れしたが、通常の納期で販売できるようになるには、まだ時間がかかる見通しという。

 期末配当金は28円と、従来予定の25円から3円を積み増す。年間配当金は前期比30円の減配である53円(うち中間25円)になる。純利益の上振れにを受けて引き上げた。

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