ロック・フィールドが続落 「冷凍食品で海外展開を積極化」は反応限定

20191231神戸株ワッペン

終値 1493円 -13円(-1.19%)

【神戸経済ニュース】29日の東京株式市場では、総菜大手のロック・フィールド(2910)が続落した。相場全体が薄商いになる中で、このところ上昇が目立っていた銘柄として、戻り待ちの売りや短期的な利益確定の売りが続いた。同社株は7日付けた1412円の安値から、25日に付けた1543円の高値まで、14営業日で9%超上昇していた。特に25日までの6営業日で5%上昇するなど後半に上昇が加速し、短期的な過熱感も意識されたもよう。

 神戸経済ニュースが午後1時半に「ロック・フィールド(2910)は今月1日に発売した新ブランド『RFFF(ルフフフ)』の冷凍食品で、海外展開を積極化する」と報じたが、株価の反応は限定的だった。将来的には海外進出が進めば、同社の成長余地が拡大する公算だが、ひとまず冷凍食品は2025年の売上高10億円が目標。22年4月期の売上高が471億円だった同社にとって、目先の収益への寄与は大きくないとの見方が多い。

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