神戸空港、10月の旅客数は前年比82%増 全国旅行支援が始まる

【神戸経済ニュース】空港運営会社の関西エアポートグループが25日に発表した10月の神戸空港旅客数は、前年同月比82%増の29万3612人だった。新型コロナウイルスの「第7波」が落ち着きを見せたうえ、国の全国旅行支援が10月11日から始まったこともあり、国内旅客が増えたのを反映した。
路線別では、前年同月に大幅な減便を実施していた高知便が前年同月の29倍、青森便が同14倍、花巻便が同11倍と増加した。新千歳や羽田などビジネス需要の多い便は引き続き前年同月を上回ったのに加え、観光客が多い路線の回復も目立ったのが10月の特徴だ。松本便のみ前年同月を2%下回った。
旅客便の発着回数は前年同月比47%増の2356回だった。小型機なども含めた全体の発着回数は29%増の3106回。
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