本当の「お宝」はプログラミングの経験? 078KOBE・展示ブースより

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【神戸経済ニュース】クロスメディアイベント「078KOBE」の展示ブースでは、「キッズプログラミングスクール8x9(ハック)」を運営するハック(神戸市灘区)が、ゲーム内に再現した078KOBEの会場で宝探しを通じてプログラミングを体験するという展示を企画した。ブロックを積みながら冒険するゲームとして知られる「マインクラフト」を拡張できる機能を活用。ゲーム内の生き物であるヤドカリの「はっくん」に、「前に進む」「右に曲がる」といった指示を的確に出して、制限時間内にお宝を集める。

 出展用に会場の宝探しゲームを開発することで、同スクールではマインクラフトを使って簡単にプログラミングが学べる教材を、さまざまに開発していることを示した。プログラミングといってもコンピュータ言語でコードを書くのではない。タブレットの画面上にあるプログラムを作成する枠内(画面左)で、「前に進む」「繰り返し( )回」といった指示のカードをつなぎ合わせることで、はっくんをどう動かすかを決めていく。つまり、はっくんの動きをプログラミングするわけだ。(写真)

 多くの「お宝」をかき集めるには、いかに正確に、効率よく「はっくん」を動かして、広い範囲を動き回るかが鍵になる。会場内のどこにお宝があるかを明かさずにスタートすることもあり、大人でも制限時間の10分で2〜3個のお宝を集めるのがやっと、という状況だ。ただ、プログラミングのツボを知ってIT(情報技術)機器を使うのと、知らずに使うのでは、使い方も変わるという。シンプルで分かりやすいプログラムができれば、それは頭が整理されていることでもあり、知育にも寄与するとの指摘もある。

(神戸経済ニュースは「078KOBE」のメディアパートナーです)


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