斎藤兵庫知事「大阪との連携の否定ではない」 尼崎市長選で維新候補敗北も

20221125斎藤知事会見

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は24日の定例記者会見で、20日に投開票した尼崎市長選で日本維新の会が公認した大原隼人氏が敗北したが、「大阪との連携が大事ではないとか、否定されたということではない」との見方を示した。大原氏は選挙戦で、同氏が維新の候補であることから、兵庫県・大阪府の両知事との連携を強調して選挙戦を戦っていたことについて、記者の質問に答えた。

 斎藤知事は「直接は大原さんの主張を聞いていない」と断ったうえで、「今回の選挙は稲村(和美)市長がやってこられた行財政改革や街づくり、教育や福祉の充実などを継続するのかどうかも1つの大事な争点だった」と指摘。選挙結果は、尼崎市の住民が「継続すると判断した」のを示す、との認識を示した。

 斎藤氏は、2025年に開催する国際博覧会(大阪・関西万博)に向けても「大阪との連携は大事」と主張。「尼崎市は(万博会場に)隣接する、最も近い地域だから、地域活性化にとっても万博に向けたいろんな連携を、これからもやっていきたい」と話していた。斎藤氏自身については、知事選で「自民と維新の推薦を受けたのは事実」とする一方で「無所属として立候補したし、いまも特定の政党には所属していない」と改めて話した。

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