(動画)JTB、超小型EVで「おしゃれに神戸観光」実証実験 12月9〜25日



【神戸経済ニュース】旅行大手のJTBは24日、イタリアのエストリマが製造する超小型電動4輪車(EV)の「BIRO(ビロ)」で、観光客が神戸市の中心市街地を観光する実証実験を12月に実施すると発表した。神戸市街では南北の移動が坂道になるうえ、公共交通が少ないこともあり、小回りの利く乗り物を使うのが便利と判断。かわいい見た目で街ゆく人に注目されながら、環境にも配慮したEVで、おしゃれに観光すること自体が神戸を訪れる楽しみになるか検証したい考えだ。

 利用する車両は神戸市内などで軽自動車として走れる2人乗り車両1台と、車体は同じだが1人乗りで法的には原付と同じになる車両2台を使用(動画)。観光客には新神戸駅で貸し出し、先導するBIROに続いて観光スポットを巡回する。1度充電すれば100キロメートル程度は走れるため、ひとまず電池切れの心配もない。新港突堤やメリケンパークなど湾岸地域を訪れた後、鯉川筋とトアロードを通って一気にビーナズブリッジまで駆け上がるコースを設定。比較的交通量の少ない道路をコースに選び、安全に走れるようにした。

 JTB神戸支店の奥田章弘・営業開発プロデューサーは「神戸とBIROと『わたし』で、そろって写真を撮ってもらいたい」と話す。実証実験は12月9〜25日のうち金土日の合計9日間に実施する。出発する時間は午前9時、午前11時半、午後2時、午後4時半の4回。乗車するのは2時間程度を予定する。午後4時半に始まるコースは1時間半ほどに短くなるが、晴れていればビーナスブリッジからの夜景が楽しめる。利用料金は2人乗りの車両が6000円、1人乗りは4000円。利用には普通自動車の運転免許が必要だ。

 神戸市はJTB神戸支店の提案を受けて、超小型EVによる市街地の回遊を「令和4年度・神戸市CO+CREATION KOBE Project(民間提案型事業促進制度)・ACTIVE型」として採択。200万円を上限に、直接的な事業にの2分の1の範囲で補助金を支出する。

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