斎藤兵庫知事、企業のSDGsで独自認証制度の方針 23年度から・段階別も

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20221124朝食会

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事は24日、企業のSDGs(国連の持続的な開発目標)に対する企業の取り組みを評価する同県独自の企業認証制度を創設する方針を示した。同日午前に開催した経済7団体とのSDGsに関する意見交換会で、「ホップ、ステップ、ジャンプでやるという制度を、来年度からしっかりやっていきたいと固く決心した」と述べ、取り組みの度合いによって段階別の認証を与える仕組みを盛り込む考えも明らかにした。

 SDGsに取り組む企業の比率が相対的に低いとされる兵庫県内の企業に、取り組みへの加速や自覚を促すのがねらい。斎藤知事は「新しいことを急にやらなくてはいけないのではなく、すでに内在している取り組みの中に、SDGsがめざす17のゴールのうち3つぐらいをめざす取り組みが含まれている」と指摘。23年度から兵庫県としても「SDGsの取り組みを見える化」するため、そうした企業の動きを「金融機関とも組んで掘り起こしをしていきたい」という。

 意見交換会は朝食会形式で開催。提供した朝食もSDGsに関連するメニューにした。パンは、老舗パン店のケルン(神戸市東灘区)が食品ロス削減を目的に、前日売れ残ったパンをまとめて販売する「つなぐパン」を提供した。六甲バター(2266)は「チーズデザート・神戸産シャルドネ」を提供。地産地消につながるという。大塚ホールディングス(4578)傘下で兵庫工業会に加盟する大塚製薬は、「誰一人取り残さない」という目標に寄与する食品として栄養調整食品「カロリーメイト」を提供した。

 斎藤知事との意見交換に出席したのは、神戸経済同友会の服部博明代表幹事、兵庫県経営者協会の三原修二会長、兵庫県商工会議所連合会の楠山泰司専務理事、兵庫県商工会連合会小寺博史会長、兵庫県中小企業家同友会の藤岡義己代表理事、兵庫県中小企業団体中央会の土肥貴弘副会長、兵庫工業会の宮脇新也会長だった。 (写真は朝食を食べながら宮脇・兵庫工業会会長=奥=の報告を聞く斎藤知事=左=と服部・同友会代表幹事=右)

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