アシックス、マラソン大会登録サイトの仏社を買収 年330万人が利用

【神戸経済ニュース】アシックスは22日、主に欧州で開催するマラソン大会への出場登録を受け付けるサイト「njuko(ニューコ)」を運営するフランスの会社ニューコ(ピレネー=アトランティック県ビダール)を買収したと発表した。これまで同社の株式は保有していなかったが、全株式を22日付で経営陣などから取得した。取得額は非公表とした。これまで手薄だった欧州のランナーとの接点を強化し、ランニングシューズの販売拡大などにつなげる。

 ニューコは年間およそ330万人が利用する欧州最大級のマラソン大会登録サイト。フランス、イギリス、ドイツなど欧州を中心としたマラソン大会への出場登録や、出場料金の決済が主なサービスだ。複数の言語や通貨に対応。欧州では主要な大会の出場登録などに使われ、業界をリードする位置にあるという。

 アシックスは、日本のマラソン大会登録サイトを運営する「R-bies(アールビーズ)」、同じくオセアニアで「registernow(レジスターナウ)」、北米で「RACE ROSTER(レースロースター)」を傘下に収め、アシックスの会員サイト「OneASICS(ワンアシックス)」と相互送客などを展開している。同様の体制が欧州でも整った形だ。

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