アシックスが続落 連日で7年ぶり高値水準、利益確定の売りが重し

20191231神戸株ワッペン

終値 3070円 -15円(-0.49%)

【神戸経済ニュース】22日の東京株式市場ではスポーツ用品大手のアシックス(7936)が続落。今期の好業績や円安の追い風などを手かがりに、前日に続き一時は前日比55円高の3140まで上昇と、2015年11月6日以来ほぼ7年ぶりの高値水準まで買い進まれた。PER(株価収益率)が26倍台と、同業他社と比べても大きな割高感はないとの見方は多い。ただ上値では利益確定の売りに押し戻される展開になった。

 22日付の日本経済新聞朝刊は、アシックスが「主に欧州で開かれるマラソン大会への出場登録を受け付けるサイト『njuko(ニューコ)』を運営するフランス企業を買収する」を報じたが、これに対する反応は限定的だったようだ。アシックスは日本や米国でもデジタルでランナーとの接点を増やす目的で、アプリの運営会社を相次いで買収。欧州でも同様のM&A(合併・買収)があっても違和感はないとの見方が多かったようだ。


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