10月の神戸市部マンション発売戸数14.9%減 契約率64.9%

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【神戸経済ニュース】不動産経済研究所(東京都新宿区)が21日に発表した10月の近畿圏新築分譲マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比14.9%減の188戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は64.9%になった。マンション販売が好調であることの目安になる契約率70%を3カ月ぶりに下回った。

 神戸市部の平均価格は5463万円、1平方メートル当たりの分譲単価は79.4万円だった。平均価格は前年同期に比べ29.5%上昇し、分譲単価は9.8%下落した。

 近畿圏全体のマンション発売戸数は前年同月比45.5%増の2120戸と、3カ月連続で前年同月を上回った。神戸市部と滋賀県以外は供給が増えた。近畿圏の即日完売物件はエスリード住吉公園グラース1期1・2次・2期の30戸など、5物件53戸だった。1平方メートル当たりの分譲単価は16.0%上昇の83.5万円、平均価格は27.3%上昇の5374万円だった。

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