(動画)江戸時代の兵庫「名物」映像で再現 県立兵庫津ミュージアムを報道公開



【神戸経済ニュース】兵庫県は24日に全面開業を予定している兵庫県立兵庫津(ひょうごのつ)ミュージアムで、新たに完成した「ひょうごはじまり館」を18日に報道関係者に公開した。有料の常設展示室ではプロジェクションマッピングの技術を応用した映像展示やパネルによって兵庫津の歴史を学ぶ。ロビーでは、無料で兵庫県設置時の兵庫津を描いた鳥かん図などを楽しめる(動画)。先行開業した「初代県庁館」を含む総事業費は32億円。年間で30万人の来場を見込む。

 常設展示室ではパネルや映像展示を主体に、兵庫津の歴史を解説する。平清盛が兵庫津に着目して遷都を試みた際の経緯や、日宋貿易、日明貿易などで栄えた様子を描いた。にぎわった江戸時代の兵庫では、飲食店には当時としては珍しかった生簀(いけす)が名物になったと、記録に残るという。床面に映像を投影するプロジェクションマッピングで生簀を再現し、魚を捕まえるゲームができるようにするなど、歴史に興味があるシニアから子供まで、幅広い年代層が楽しみながら学べるよう工夫した。

 2階の企画展示室では、開館の記念展覧会として、兵庫県を設置した1868年の周辺各藩の動きを追う。注目は姫路藩の動きだ。江戸幕府で最後の大老に就いた姫路藩主の酒井忠績(ただしげ)が「最後まで徳川家に従う」と決意し、朝敵とみなされたのを、新政府に15万両という大金を払って許しを得た際の「領収書」(姫路市立城郭研究所蔵)を展示する。このほか明石藩が1868年2月に新政府から京都・丹波口を守るよう命じられた際の西洋式銃なども展示する。

 特別展の会期中である2023年1月15日まで、常設展・特別展の両方が観覧できる観覧料を設定。大人600円、大学生450円、高校生以下は無料だ。通常は大人300円、大学生200円としている。開館時間は午前9時〜午後5時(4〜9月は午後6時まで)。休館日は毎週月曜日(月曜日が休祝日の場合は翌平日)と12月31日、1月1日とした。地下鉄海岸線の中央市場駅から徒歩5分。乗用車向けの駐車場は設置していない。

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