久元神戸市長「持続的な神戸マラソンを」 「感謝の気持ち受け継ぐ」、応援自粛「一番残念」

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長は20日午前、3年ぶりに開催した神戸マラソンのスターターを務めた直後にラジオ関西で放送した神戸市の広報番組に出演し、「持続可能な形での大都市のありようを、私たちは考えてきた」としたうえで「神戸マラソンも、いままでの歩みを大切にしながら感謝の気持ちを受け継いでいく、持続可能な神戸マラソンをこれからも続けていければと思う」と述べ、神戸マラソンを継続して開催することに意欲を見せた。「震災の時にたくさんの時に応援していただいた感謝の気持ちを、歳月が流れても受け継がれているのが神戸マラソンの特徴」と強調した。

 新型コロナウイルスの影響で今回は沿道での声援に自粛を求めたことについて「毎回沿道のみなさんの応援がすごいのだけれど、それが一番残念」と述べた。一方で、2万人の定員に対して約3万2000人の応募があったことに対しては「コロナの中で心配したところもあるが、兵庫県外のみなさんもたくさん応募していただいて、本当にありがたいことだ」と話していた。

 久元市長がスターターを務めたのも3年ぶり。一斉に走り出す選手を目の当たりにして、「フラワーロードいっぱいに(ランナーの黄色い手袋で表現した)ひまわりの花が広がり、感激に浸っている」とも語った。

 20日に開催した第10回神戸マラソンは2万225人が出走し、1万9458人が完走した。男子はケニアのエルカナ・ランガット選手が2時間12分47秒を記録して優勝。女子は同じくケニアのシャロン・ケンボイ選手が2時間29分13秒で優勝した。

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