東証、モノアイ・テクノロジーの上場承認 メタバース基盤・最大10億円超吸収

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【神戸経済ニュース】東京証券取引所は、メタバース(仮想空間)の基盤「XRクラウド」の運営を手がける「monoAI technology(モノアイ・テクノロジー)」(神戸市中央区)の東証グロース市場への上場を承認したと発表した。上場承認は15日で、上場日は12月20日を予定する。神戸に本社を置く新興のIT(情報技術)企業の新規株式公開(IPO)は、神戸市がスタートアップ支援を手掛けて以来初めて。

 上場に伴い120万株の公募と25万6600株の売り出しを実施。さらに最大21万8400株のオーバーアロットメントによる追加売出を実施する。有価証券届出書の提出時点での想定発行価格は630円で計算すると、最大で市場から10億5400万円を吸収する。

 仮条件は12月2日に提示し、12月5〜9日にブックビルディングを予定する。公募・売り出し(公開)価格は12月12日に決める。主幹事はSMBC日興が務める。

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