両陛下、豊かな海づくり大会で兵庫訪問 スーパーコンピューター「富岳」も視察
- 2022/11/15
- 01:12
【神戸経済ニュース】天皇、皇后両陛下は12〜13日の2日間の日程で、全国豊かな海づくり大会に出席のため兵庫県を訪問された。12日に特別機で東京から神戸空港に到着されると、兵庫県の斎藤元彦知事や神戸市の久元喜造市長らが同空港で出迎えた。
両陛下は12日の神戸到着後、神戸市の理化学研究所計算科学研究センターを視察された。同センターのスーパーコンピューター「富岳」が新型コロナウイルスの感染防止対策などに活用されたことなどを松岡聡センター長らが説明した(1枚目の写真=写真はいずれも兵庫県提供)。このほかスーパーコンピューターが学術や産業などに利用していることを研究者らが説明し、両陛下は熱心に聞かれたという(2枚目の写真)。
13日に開催した全国豊かな海づくり大会では午前中に明石市で開催した式典に出席された。天皇陛下は「豊かな海の環境を保全するとともに、水産資源を適切に保護・管理し、次世代に引き継いでいくことは、私たちに課せられた大切な使命」とお言葉を述べられた(3枚目の写真)。式典では細田博之衆院議長、斎藤兵庫知事、泉房穂・明石市長があいさつした。
13日午後には明石市内にある明石港のベランダ護岸に移動(4枚目の写真左)。漁船団による海上歓迎行事に続いて開催した、水産資源の放流行事に参加された。両陛下は、地元の高校生から手渡されたマダイとヒラメの稚魚を海へ放流された(4枚目の写真右)。13日午後、神戸空港から特別機で東京への帰路に着かれた。
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