アシックスが急伸、値上がり率3位 今期予想を上方修正・市場予想も上回る

20191231神戸株ワッペン

終値 2887円 +385円(+15.39%)

【神戸経済ニュース】14日の東京株式市場ではスポーツ用品大手のアシックス(7936)が急伸。一時は前週末の11日に比べて448円高い2950円まで買い進まれ、年初来高値を更新した。終値でも東証プライムの値上がり率ランキングで3位に並んだ。11日大引け後に2022年12月期の連結業績予想を上方修正した。純利益は前期比2.2倍の210億円になりそうだと発表した。従来予想の180億円から増益幅を拡大、市場予想の平均(180億円程度)も上回る好業績に意外感から買いを集めた。

 ランニングシューズが引き続き好調であるほか、北米ではテニスで市場シェアが首位になるなど幅広いスポーツの販売が伸びている。同社全体の採算向上に対する期待高まりやすいという。14日の株価は3000円の節目を目前に、利益確定の売りが出て押し戻される値動きになった。ひとまず3000円の節目、次に昨年11月25日に付けた3130円を上回るようだと、利益確定の売りや戻り待ちの売りを消化した印象が強まり、一段の上値も意識されそうだ。

▽関連記事
関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告