六甲山の間伐材を使ったオフィシャルグッズ コベルコ神戸スティーラーズ

20221114間伐材

【神戸経済ニュース】神戸製鋼所(5406)のラグビーチームであるコベルコ神戸スティーラーズは、ホストスタジアムである神戸総合運動公園ユニバー記念競技場を運営する神戸市公園緑化協会(神戸市須磨区)と連携し、六甲山の間伐材であるスギやヒノキを使った「サステナブルなオフィシャルグッズ」3種を発売した。商品1つずつ木目や色合いが異なり、愛着を持って自然の風合いを楽しめる。両者で取り組む「未来の子供たちのために六甲山を守り育てる活動」の一環だ。

 六甲山では120年以上前から水害対策などを目的に植林が進められてきたが、時間の経過とともに手入れが行き届かなくなり、荒廃が進む場所も出てきた。土砂災害、景観悪化、病害虫なども懸念されているのが現状だ。高い木以外も植生が豊富で豊かな森に育てるために、過密になった森林を間伐などで整備することが求められている。間伐した木材を商品化して、森林整備を継続できるようにする。

 販売するのは「チームエンブレムのキーホルダー」(税込み1500円、写真左)、「コーロくんのキーホルダー」(同1500円、写真右)、「ミニチュアラグビーボール(台座付き)」(同2000円、写真中)の3種類。売り上げの一部は、六甲山の森林を守り育てていくことを目的に設立された「六甲山もりづくり基金」が活用する。ネット通販サイト「Amazon」の神戸スティーラーズオフィシャルショップで販売中だ。

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