日本麻の4〜9月期、純利益2.9倍 国内は業務用食品が回復

20221113日本麻

【神戸経済ニュース】麻袋大手の日本製麻(3306)が11日に発表した2022年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比2.9倍の5100万円だった。東南アジアでの自動車生産の回復に伴い、自動車用フロアマットの販売数量が東南アジアなど海外で増加。国内の減少を補った。国内では食品事業で業務用のパスタやソースの需要が回復した。

 売上高は15%の18億円、営業利益は3.6倍の7600万円になった。事業別(セグメント別)の売上高は、麻袋など「産業資材」が11%増の3億7900万円、「マット」が13%増の7億9200万円、「食品」が19%増の6億5100万円。前年同期に損失を計上したマット事業は、海外の回復で800万円の営業黒字を確保した。

 23年3月期の連結純利益は前期比2.3倍の1億1100万円を見込む。同社は10日に今期の連結業績予想を上方修正していた。前期据え置きの3円(中間なし)とする年間配当計画も維持した。

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