トレーディア、今期純利益14%増に上方修正 混載輸送の伸びがけん引

20221112トレーディア

【神戸経済ニュース】港湾運送のトレーディア(9365)は11日、2023年3月期の連結純利益が前期比14%増の3億5000万円になりそうだと発表した。従来予想の1億9000万円から上方修正した。好調な混載(フォワーダー)事業が引き続き収益をけん引する。海上・航空運賃が高値で推移していることや、急速な円安進行でドル建ての運賃の円換算値が大きく膨らむのも追い風になる。

 売上高に相当する営業収入は3%増の190億円、営業利益は14%増の3億4000万円を見込む。従来予想は170億円、1億6000万円だった。下期以降は一部の海上航路が下落すると予想され、従来予想に対する上振れは4〜9月期よりも小さいとみている。ただ国内港湾で貨物を取り扱う輸出部門部門での取り扱い件数減による減収を補う見通し。

 同時に示した22年4〜9月期の連結決算は、純利益が27%増の2億4600万円だった。受取配当金の増加も寄与した。営業収入は22%増の103億円、営業利益は28%増の2億2000万円だった。

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