住友ゴム、今期純利益49%減に下方修正 北米タイヤ販売が急減速・円安も逆風に

20221110住友ゴム

【神戸経済ニュース】タイヤ大手の住友ゴム工業(5110)は10日、2022年12月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比49%減の150億円になりそうだと発表した。従来予想の245億円から下方修正した。8月に続き、今期2度目の下方修正になった。中国では新型コロナウイルスによるロックダウン(都市封鎖)の影響などが続き、市販用タイヤ需要が引き続き軟調。さらに北米で市販用タイヤの販売数量が、足元で想定外に急減速しているのが響く。

 売上高に相当する売上収益は1兆1000億円、営業利益は82%減の90億円を見込む。従来予想は1兆1450億円、280億円だった。北米では幅広い物品の価格が上がるインフレ進行を受け、タイヤ各社も軒並み値上げする中で販売競争が激化した。北米での市販タイヤは7〜9月期実績で前年同期比76%にとどまった。10〜12月期は67%にとどまると見込む。外国為替市場で円相場が下落したのも総じて39億円の減益要因と、逆風になる見通しだ。

 22年12月期の年間タイヤ販売本数は1億1319万本を見込む。従来の想定は1億1730万本だった。期末配当金は15円と、従来予定の25円から引き下げる。年間配当金は35円(うち中間20円)になる。

 同時に発表した2022年1〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比31%減の143億円だった。原材料高や燃料高の影響を、値上げや販売数量増で補えなかった。円安が進んだのもトータルでは11億円の減益要因になった。売上収益は19%増の7815億円、営業利益は67%減で98億円になった。

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