久元神戸市長、三宮再開発「スピードアップしなくては」 2期目の抱負語る

 22日に投開票した神戸市長選で2期目への再選をはたした久元喜造氏は23日朝に出演したラジオ関西の番組で、三宮再開発について「スピードアップしなくては」と改めて意欲を示した。市長選では三宮再開発の中止を主張する対立候補もあったが、「神戸の発展のためには避けて通れない課題」と改めて重要性を訴えた。三宮再開発や都心の将来像を打ち出すなど、久元氏は「1期目の仕事について一定の評価をいただいたと思っている。お約束したことを確実に実行したい」と2期目への抱負を語った。

 久元氏が公約に掲げたうち、神戸市営地下鉄の西神・山手線と阪急神戸線の相互乗り入れ検討については「西神中央は開業以来、三宮までの所要時間がほどんど変わっていない」と説明。当時と比較してJRの明石〜三ノ宮間は新快速の速達化などで半分近くに時間が短縮されたのを引き合いに、西神地域から大阪方面への所要時間を短縮する必要性を強調した。

 前日は投票を締め切った午後8時になるとまもなく、久元氏の当選確実が伝わった。ただ久元氏は「現職の市長として、どのような被害が出ているのか、災害対応ができているのか、そんな中で選挙(の開票)が無事に終わるのかが頭の中を占めていた」という。特に深夜にかけて記録的な強風を記録するなど風雨が強まっていたこともあり、当選確実が伝わっても「とてもバンザイをするという気持ちにはなれなかった」と話していた。

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