JCRファーマの新型コロナ・ワクチン工場が完成 医薬品開発にも活用

20221109JCRファーマ新工場

【神戸経済ニュース】芦屋市に本社を置く医薬品のJCRファーマ(4552)は9日、神戸市西区の産業団地である神戸サイエンスパークに建設していた医薬品工場「神戸サイエンスパークセンター」(写真=JCRファーマ提供)が4日に完成したと発表した。同工場は、英製薬大手アストラゼネカが開発した新型コロナウイルスのワクチン原液を製造する工場として、国の補助も得て建設。少なくとも2030年3月末まではワクチンを製造できる体制を確保する。

 ワクチンの製造が求められない場合や、生産能力に余裕がある場合は、同社がかねて取り組んでいる遺伝子難病群「ライソゾーム病」向け医薬品の研究開発と製造に活用。あらかじめ稼働していることで、いつでもワクチンが製造できる状態を維持する。今後、新工場内に細胞培養のための容量2000リットルのシングルユース(使い捨て)シリンダー4基を設置し、数年内にも海外で実施する計画がある複数のライソゾーム病治療薬の臨床試験で使用する医薬品を製造。その後の商用生産にもつなげる。

 新工場の稼働は2023年4〜6月期を予定する。敷地面積は1万9991平方メートルで、3階建ての事務所棟と製造エリアを2エリア設置。延べ床面積は1万4585平方メートルになった。建設費は23年3月期の連結業績予想に織り込み済みとしている。同社は用地を取得した時点で、総工費は約116億円との見通しを示していた。

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