TOAが3日ぶり反落 通期予想据え置きも下振れ懸念

20191231神戸株ワッペン

終値 763円 -20円(-2.55%)

【神戸経済ニュース】2日の東京株式市場ではTOA(6809)が3営業日ぶりに反落した。一時は前日比22円安の761円まで下落した。前日に2023年4〜9月期の連結決算を発表。営業利益が前年同期比94%減の4500万円と大幅な減益だったのを嫌気した売りが出た。23年3月期の連結業績予想は、営業利益が前期比34%増の29億円になる予想を維持したが、上期の大幅減益を受けて下振れ懸念もあったという。

 同社は決算発表と同時に40万株(自己保有分を除く発行済み株式数の1.23%)の自社株買いを消却を実施すると発表。2日午前に40万株の取得完了と同株式の消却も発表したが、需給の引き締まりを意識して買いを入れる動きは目立たなかった。もっとも「TOAが下期に価格転嫁の効果が表れると説明していることもあり、一方的に下値を探る動きにもなりにくかった」との指摘も出ていた。

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