コープこうべとJA兵庫六甲が包括連携協定 第一弾で直売所に「めーむひろば」

20221101連携協定

【神戸経済ニュース】生活協同組合のコープこうべ(神戸市東灘区)と兵庫六甲農業協同組合(JA兵庫六甲、神戸市北区)が、「持続可能な地域社会づくり」を目的に包括連携協定を結んだ。消費者の団体であるコープこうべと、生産者の団体であるJA兵庫六甲が連携することで、互いのノウハウを生かしながら複雑化する地域課題に取り組む。第一弾として、JA兵庫六甲の直売所でコープこうべの宅配商品を受け取れるようにする。

 連携協定には「地域コミュニティの発展」「食の安心・安全に向けた取り組み」「災害発生時や防災・減災への対策」「役職員の交流による人材育成」の4項目で連携すると盛り込んだ。第一弾の事業は、JA兵庫六甲の直売所「彩菜やまぐち」(西宮市)で実施。毎週金曜日に、コープこうべの宅配商品の受け取り場所である「めーむひろば」になる。近隣農家などが、調味料や野菜以外の食品などを購入しやすくなり、地域の利便性を高める。

 県内で生協と農協が連携協定を結ぶのは初めて。調印式は10月31日に開き、JA兵庫六甲の平尾勝春・代表理事組合長と、コープこうべの岩山利久・組合長理事が出席した(写真=JA兵庫六甲提供)。コープこうべが兵庫県全体で活動しているのに対し、JA兵庫六甲は神戸市や阪神間が活動地域。このため県内の他の農協も、JA兵庫六甲に続いて生協との連携に乗り出す可能性がある。

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