王子公園、大学誘致の経済効果は年102億円に 学生数3500人規模で・神戸市試算

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長は25日の神戸市議会本会議で、王子公園(神戸市灘区)に学生数3500人規模の大学を誘致した場合の総合的な経済波及効果は年間およそ102億円になるとの試算を明らかにした。このうち教育研究に伴う消費活動で約31億円、教職員や学生が神戸市内で生活することによる消費活動で約30億円の経済効果が見込まれ、こうした直接効果は約65億円になるという。

 神戸市は神戸市内の大学・短期大学23校にアンケート調査を実施し、消費行動などを分析したうえで試算した。王子公園への大学誘致について久元市長は、経済効果にとどまらず「若年定住・交流人口の増加、都市ブランドの向上、持続可能な神戸の発展に不可欠で大きなメリットを有する」と改めて強調した。

 久元氏は経済効果の試算について、植中雅子議員(自民、北区)による「大学誘致のメリットを分かりやすく説明する一環で、経済効果を示してはどうか」との一般質問への答弁で示した。

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