溝本和田興産社長「マンション販売の好調続きそう」 資材高には警戒感も

20221023溝本社長

【神戸経済ニュース】マンション開発を手掛ける和田興産(8931)の溝本俊哉社長は、21日に開いた2022年3〜8月期の決算説明会で、マンション販売の好調が続いていると説明した。足元で分譲マンションの引き渡し件数は増加しており、しかも高採算の大型物件が多いとあって利益も伸びた。そのうえで溝本社長は、説明会終了後の神戸経済ニュースの取材に対し「マンション販売の好調は続きそう」との見方を語った。

 長期金利の指標である新発10年物国債利回りが上昇しているが、溝本氏は「住宅ローン金利には影響しておらず、引き続き低水準で推移している」と指摘。急速に分譲マンションの需要が冷え込む可能性は低いとみている。ただ、「マンションの販売価格を引き上げられなければ、資材価格の上昇を受けて利益が圧迫される可能性が残る」といい、総じて建設費用の上昇に警戒感を持ちながら注目していることを示した。

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