神戸製鋼、新たに銅管でJIS違反の可能性 厚板加工品でもデータ捏造

 神戸製鋼所は20日、品質データの改ざんが製造現場に広がっていた問題で、傘下のコベルコマテリアル銅管(KMCT)の秦野工場(神奈川県秦野市)で製作した銅管に日本工業規格(JIS)を巡る問題があったと発表した。問題の銅管は銅と銅合金のシームレスパイプ(継目無管)で、JISマークを表示しながら規格を満たしていない可能性が浮上。事実関係や内容の確認を進める。

 19日からJISマーク表示製品の審査に入った、認証機関の日本品質保証機構(JQA=東京都千代田区)が指摘した。

 JIS違反の可能性が浮上したのは、神戸製鋼が自主検査の対象とした2016年9月〜17年8月以前の出荷分。KMCTの銅管を巡っては自主検査期間の出荷分に、データの改ざんがあったと8日に発表していた。JIS規格(JIS H 3300)は満たしていたが、引っ張り強度や結晶粒度の検査証明書のデータを書き換え、さらに高性能であるように見せかけた。4社に対して25トンを出荷していた。

 このほか厚板の切断加工を専業とする子会社の神鋼鋼板加工(千葉県市川市)で製造した厚板加工品で、顧客が求める測定を一部で実施せず、測定データを捏造(ねつぞう)していたことが新たに発覚した。15年11月〜17年9月に1社に対して3793トンを出荷していた。神鋼鋼板加工が携わる工程で厚板の厚さが変わらないため、安全性については問題は出ないと説明した。

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