さくらKCS、4〜9月期の純利益89%増に上方修正 通期予想は据え置き

【神戸経済ニュース】三井住友銀系で情報サービスのさくらケーシーエス(4761)は20日、2022年4〜9月期の連結純利益が前年同期比89%増の2億3400万円になったようだと発表した。従来予想の1億4000万円から上方修正し、増益幅が拡大した。社内システムなど設備投資や、教育研修などの費用を10月以降に延期したことで販管費が想定を下回ったのが主因。不動産の売却益の3800万円を特別利益に計上したのも寄与する。営業利益は75%増の2億7300万円。従来予想は1億7000万円だった。

 一方、売上高は前年同期比7%減の108億円と、従来予想の114億円に届かなかった。一部の案件が獲得できなかったり、10月以降や来期以降にずれ込んだりするのを反映した。中間配当金は従来通り7円を予定する。

 23年3月期通期の連結業績予想は据え置き。純利益は前期比9%減の5億5000万円を見込む。上期に見送った支出は下期に計上する見通し。売上高は足元の商談が堅調で、上期に獲得できなかった案件を補うことができるとみている。同社は31日大引け後に4〜9月期決算発表を予定する。

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