「サイクル観光」「食べ比べ」互いに提案 久元神戸市長と河野宮崎知事が会談

20221018宮崎神戸

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真左=写真は神戸市提供)は18日に宮崎市を訪れ、交流促進や地域資源の活用などの包括連携協定を結ぶ宮崎県の河野俊嗣知事(同右)と宮崎県庁で会談した。今後の交流の活性化に向けて、久元市長はサイクルツーリズム(サイクリングを取り入れた観光)の推進について提案。河野知事は神戸と宮崎の食材を使った「食べ比べ」のイベントなどを提案し、実現に向けて互いに前向きに取り組むことを確認した。

 久元氏が提案したサイクルツーリズムは、全国的に楽しむ人が増えており、神戸市でも宮崎県でも力を入れている。宮崎カーフェリーに自分の自転車を持ち込めることもあり、遠隔地でサイクリングしながら観光を楽しむ人が増やせると見込む。一方で河野氏は、神戸ビーフに宮崎牛、神戸ワインに宮崎ワイン、灘の酒に宮崎の焼酎と、意外に共通する食材が多い点に着目。どちらも楽しめるイベントを開催することで、両方の活性化につながるとみる。

 神戸港と宮崎港を結ぶ宮崎カーフェリー(宮崎市)が運航する船を2隻とも新造船と置き換えたのを機に久元氏は宮崎を訪問した。17日夜に宮崎カーフェリーで神戸港を出発し、18日朝に宮崎港に到着。久元氏は河野氏との会談を終えた後は、公務の都合などもあって昼ごろには帰路に着いた。神戸空港にはソラシドエア(宮崎市)が乗り入れているが、すべて那覇便。神戸〜宮崎便は設定がないため、宮崎〜大阪国際(伊丹)空港の便を利用して18日午後には神戸に帰り着いた。

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