ロック・フィールド、冷食事業25年の売上高10億円に 11月に新ブランド

20221013RFFFハンバーグ

【神戸経済ニュース】ロック・フィールドの古塚孝志社長は13日に都内で開いた冷凍食品の新ブランド「RFFF(ルフフフ)」の商品発表会で、冷凍食品事業の売上高を2025年に10億円まで拡大する目標を示した。さらに「将来は、めざせ50億円」と述べ、総菜が主力である同社の売上高の上積みに意欲を見せた。冷凍食品の新ブランドは同社直営のネット通販サイトに加え、首都圏や近畿圏といった都市部の高級スーパーなどに展開。食材や調理を重視し、日常の中で少しぜいたくな場面での利用を想定する。(写真はRFFF「グリルハンバーグ濃厚あめ色玉ねぎソース1個入り」盛り付け例)

 これまで同社は主力ブランドである「RF1」、コロッケ専門店「神戸コロッケ」に加え、一部の百貨店などで贈答品用のブランドで冷凍食品を展開してきた。このうち「RF1」の冷凍食品は新ブランドが吸収する形になり今後、品目数を増やしていく。新ブランドの商品は、まず直営の通販サイトで11月1日に発売。家庭で作るには手間がかかるローストビーフ、ハンバーグ、グラタン、キッシュ、スープなどの洋食メニューで30品目を予定しており、800〜900円台が中心になる。

 古塚社長は「当社は冷凍食品では後発であることは重々認識している」としながらも、「ライフスタイルの変化で冷凍食品は伸びている」「食卓に欠かせないものになりつつある」と指摘。激しい競争がありながらも、冷凍食品の市場は拡大していると説明した。そのうえで「冷凍食品を、もう1つの大きな柱にしていく思い」「変化をしっかりととらえ、期待に応えられるようロック・フィールドらしい冷凍食品を提案し、チャレンジしていきたい」と新ブランドでの展開に向けた意気込みを語った。

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