斎藤兵庫知事「都市環境も豊かにキレイに持続可能に」 都市環境の日で清掃出発式

20221005あいさつ

【神戸経済ニュース】建物清掃を手掛ける会社などで構成する「兵庫県建築物環境衛生連絡協議会」は4日、同団体などが10月4日と定めた「都市環境の日」をきっかけに、街中を清掃する奉仕活動を県内各地で展開した。神戸市中央区で清掃をする協議会加盟社の従業員らおよそ100人は、兵庫県庁内の広場に集まって「出発式」を開催。出席した斎藤元彦知事(写真中央)は「都市環境も豊かに、きれいに、サステナブル(持続可能)にしていくことが大事」と話し、清掃の参加者を激励した。

 斎藤知事は、「きょうは公務があり、本当は参加したかったのですが、参加できずすみません」「スーツじゃなくてポロシャツであいさつしたかった」とも話していた。集まった参加者らは協議会の担当者から、「道路に出ないように」「班ごとに行動して広がりすぎないように」といった注意事項を聞き、それぞれ担当する場所に移動した。出発式の参加者は県庁周辺に加え、メリケンパーク、諏訪山・宇治川公園、三宮や周辺街路などを分担して清掃した。

 出発式には兵庫県のマスコットである「はばタン」(写真左奥)と、神戸市で分別回収を促すキャラクターの「ワケトン」(同右奥)も出席した。注意事項を伝達する中で、担当者が「燃えるゴミ、燃えないゴミ、空き缶・ペットボトルの3つに分けてください」と説明すると、ワケとんがお辞儀をする場面もあった。

 兵庫県建築物環境衛生連絡協議会による10月4日の清掃活動は2002年から実施しており、今回が21回目。ただ昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、密集を避ける目的で清掃活動を企画しなかった。代わって寄付金を集めるなど、医療機関への支援に切り替えていた。

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