(動画)神戸空港に「ミニチュア」ミュージアム 田中達也さん作品を常設



【神戸経済ニュース】神戸空港を運営する関西エアポート神戸は30日、神戸空港の屋上展望デッキにある建物を活用し、人気ミニチュア作家である田中達也さんの作品を展示する常設ミュージアム「MINIATURE LIFE × KOBE AIRPORT(ミニチュアライフ・神戸エアポート)」を開設した。デッキの芝生エリアには、ブロッコリーを大型オブジェにして展示。自分がミニチュアになった気分を味わえる。開館の式典を同日午前に開いた。

 展望デッキ東側の展示室には「神戸の街を見立てで再現したジオラマ」など神戸に関係する作品を配置。西側の展示室には「空港や飛行機を見立てたミニチュアの世界」東側には展示室2を配置。神戸のジオラマでは、神戸空港に駐機中の飛行機や、神戸港を行き交う船も「見立て」で表現した。

 田中さんは野菜のブロッコリーが「木に見える」と感じたところから、見立てのミニチュア製作を始めた。芝生エリアの大きなブロッコリーは、逆に自分がミニチュアになったように写真を撮れるようにしたかったからだ。式典であいさつした田中さんは、初めての常設展示とあって「ここでしか見られない展示になっているので、神戸市内の方も、神戸圏外の方も来ていただいて、新たな観光スポットになるとうれしい」と話していた。

 関西エアポート神戸の山谷佳之社長もあいさつし、「旅客のお客さま、神戸周辺のお子さま、市民のみなさまのお力もいただきながら、アイデアも借りながら、神戸から世界に向かって情報発信していきたい」と述べ、成長するミュージアムを目指すと強調した。ブロッコリーの大型オブジェは屋上展望デッキを開場する午前6時半〜午後10時に見ることができる。展示室は平日の午前10時〜午後7時に、土日祝は午前9時〜午後8時に開館。入場無料。

▽関連記事

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

広告

広告

カレンダー

03 | 2024/04 | 05
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -

広告

広告