県立兵庫津ミュージアム、11月24日に全面開業 記念行事「踊り念仏」でライブ

20220928兵庫津ミュージアム
 
【神戸経済ニュース】兵庫県は28日、神戸市兵庫区に整備している「県立兵庫津ミュージアム」(図=兵庫県提供)が11月24日に全面開業すると発表した。初代県庁舎を復元して昨年11月3日に先行オープンした「初代県庁館」の東側に「ひょうごはじまり館」が完成。常設展示室、企画展示室などの一般公開を開始する。全面開業に伴い展示施設で観覧料(大人300円、企画展の開催時は変動)の徴収も始まる。現在は無料の「初代県庁館」は有料エリアに編入し、観覧料が必要になる。

 新たにオープンする常設展示室は、体験型コンテンツを充実させた。江戸時代に摂津国の名所とされた「兵庫のいけす」をプロジェクションマッピングで再現。当時の活気あふれる様子を映し出すのに加え、デジタル魚獲り体験も楽しめるようにした。このほか人工知能(AI)で着色した県内各地の古写真に写りこめる「ひょうご今昔」など。兵庫県発足時(1868年)の鳥かん図を床面に描いたエントランスは無料で入れる。鳥かん図は青山大介氏が制作した。

 開館記念行事として11月27日に「踊り念仏」をテーマにヒップホップ、バンド演奏、コンテンポラリーダンスが混ざり合う「はじまりライブ!」を開催。鎌倉時代に踊り念仏で幅広い支持を得た時宗の開祖、一遍の最期の地が近隣であることにちなんだ。このほか博物館運営などを議論する開館記念フォーラムを12月18日に、チェンバロ演奏会を23年1月7日に予定する。開館式典は11月23日に斎藤元彦知事ら関係者だけで開催する。

 兵庫津ミュージアムは「初代県庁館」「ひょうごはじまり館」の2棟で構成。1868年に最初の県庁を設置した場所からも近い、旧中央卸売市場の跡地に建設した。初代県庁館は現存する絵図などから歴史空間を体験する施設として復元。ひょうごはじまり館は歴史ミュージアム機能を持った県のPR施設として、兵庫県の産業や文化なども紹介する。総事業費は約32億円。土地は県市連携で、所有者の神戸市から無償で貸与を受けている。

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