元町高架通商店街、6店舗リニューアル後で初の開業 10月1日・自転車店など

20220927元町3街区

【神戸経済ニュース】JR西日本(9020)と傘下のJR西日本不動産開発は10月1日に、リニューアル工事を進めている元町高架通商店街(神戸市中央区)で6店舗がオープンすると発表した。今回のリニューアル工事で再整備した、新たな建屋に店舗が開業するのは初めてだ。外観は黒とレンガタイルの落ち着いた壁面で統一。鉄道の高架橋をデザインした新たなシンボルマークも採用した。

 3街区(3番街から改称=1枚目の写真)に100円ショップと自転車販売店、7街区(7番街から改称=2枚目の写真)に屋内ゴルフ練習場、時計修理店、服飾の販売店、古着の販売店がそれぞれ入居した。空き店舗についても順次契約を進める。今後の開店予定については「計画中」(JR西日本不動産開発)としており、次の日程などは決まっていない。

 JR西日本は、主要路線であるJR神戸線の高架下に続く同商店街について、建物が老朽化しているうえ空き区画が増加し、中の通路は外から見えにくく防犯防火上の課題があるとかねて指摘。高架橋の橋脚に耐震補強工事も必要で、商店街の組合や契約者らに高架下の返還を求めて工事を進めてきた。今回オープンするのは店舗建屋の整備と、鉄道の安全性向上に必要な工事を終えた部分だ。

20220927元町7街区

 一方で、依然として高架下の明け渡しに同意していない店舗も残り、工事に事実上着手できていない街区も残る。JR西日本などは、引き続き元町高架通商店街で営業を続ける意向の店舗には、再整備した建物への入居を案内しているという。

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