川重が大幅安、主力株が軒並み安の流れで 原油安で下げ幅拡大とも

20191231神戸株ワッペン

終値 2317円 -166円(-6.69%)

【神戸経済ニュース】26日の東京株式市場では川崎重工業(7211)が大幅に反落。一時は前日比178円安の2305円まで下落した。前週末までの米株式相場の下落を受けて、川重株も採用銘柄である日経平均株価が722円安と、大幅に下落した流れを受けた。同社株は8月に一時2000円の節目を7カ月ぶりに回復するなど、総じて底堅い値動きになっていただけに、相場全体の下げ幅拡大を受けた見切り売りなども出て下げ幅を拡大する展開になった。

 加えて足元で原油価格が下落したのも、川重株の重しになったとの見方があった。前週末23日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)ではWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)期近物は一時1バレル78.04ドルと、期近物として1月以来の安値を付けた。原油価格の下落が次世代エネルギーへの転換が遅れることなどへの連想が働きやすく、水素サプライチェーン(供給網)を推進する同社への逆風を連想させたという。

 神戸に本社を置く日経平均の採用銘柄では神戸鋼(5406)も下落した。終値は前日比27円安(-4.13%)の627円だった。

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